拒食症は【命の危険】がある病気です!

摂食障害(拒食症・過食症)とは一時的に食欲がなかったり、逆にやけ食いをしてしまったりするような一過性のものではなく、長い期間食事に関する問題が続き、体型や体重に対する強いこだわりがあるのが特徴の症状です。拒食症は心理的な原因で食事量が減って異常にやせる病気で、医学的には神経性食欲不振症と呼ばれます。拒食症は、特に10代~20代の女性が圧倒的に多い、精神的なストレスやダイエットがひき金となって発症する場合がほとんどです。拒食症が始まるきっかけは個々人で違いますが、多くはダイエットによるものです。でもその根本にはストレスや大人になることへの強い反発心などが隠れていることも少なくありません。

摂食障害の患者さんには、学校や会社といった社会生活への支障をきたし、学校を休んだり、辞めたりということが少なくありません。さらに、どんなにやせ細っても自分では自覚がないために、体重をさらに減らし、飢餓によって死に至る場合もあります。精神障害の中で最も死亡率が高いのが摂食障害です。女性では女性ホルモンが低下して無月経になり、男性でも男性ホルモンは低下してインポテンツになります。

身体所見として、「筋肉量の減少」」「浮腫、むくみ」「貧血」「血中電解質の異常」「脱水」「産毛の発生」「35度以下の低体温」などの身体的問題が起こってきます。また、カラダに必要な栄養素が足りないと脳にも栄養が不足するようになり、正常な思考ができなくなってきます。頭の回転が鈍くなってぼんやりしたり、考え方が偏りがちになって1つの考えにこだわったり、他人の意見に耳を貸さなくなる傾向が強くなります。

拒食症を克服するには、摂食障害の患者さんに合った治療法を見つけることが一番です。一般的には、心療内科などで投薬治療や心理カウンセリング療法が行われており、症状が重い人には入院による治療も受けられます。拒食症も過食症も、食べないことによって栄養不良を引き起こし、身体的な障害が出てきてしまいます。そのため、身体的・精神的両面から、時間をかけて焦らず治療を行う必要があります。

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